2012年 01月 12日
Fablab Kamakura 3
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Fablab Kamakuraに遊びに行ったよ!
前回の流れから、ものづくりに興味ありそうな女子達一同とツアーを組んでの実施。
Fablabの中でもKamakuraは、地域とのつながりから生まれてくるものを重視しているとのことなので、まずは鎌倉周辺でものづくりの場を構えているiichiの重松さんのワークスペースにお邪魔することに。



北鎌倉の竹林を抜けてたどり着くそこは、素敵な古民家! 少しづつ手をいれて、ミーティングや開発合宿に使用しているそう。戦前の襖絵とか、さりげなくすごいんですけど、、、。

茶の間で建物の由来を聞いてるよ。表面上のビジネス会話で終わらない会議ができるのも、日本家屋の魅力のひとつだそう。確かに畳の持つ懐柔感はすさまじい。。。
スカイプ会議も便利だけど、こうやって場を共有する・暮らすことで生まれる安心感は、いろんな制約や境界を華麗に飛び越える気がする。いとも簡単にね。この感じはなんだろう、何か作り出すときには大事にしたい感覚かも。

iichi(いいち)は、日本のつくり手と世界中のつかい手が直接つながり安心して売買することが出来る、新しいマーケットプレイス。手仕事の繊細さとざっくばらんな感じが魅力だなあ。
その後鎌倉へ移動して、改装でさらに素敵になった蔵へ。冬の外観も風情有。

レイアウトもきちんとブースだてて変更されており、素晴らしい。今回は女子多しということで、デジタルニッティングマシンと、クラフトロボ、レーザーカッターが動くところを見せてもらったよ。

オランダの(UN)Limited Design Contestのサイトからオープンソースの図面を改変してリデザインしたペーパージュエリーのデータを持っていったのでいろんな紙でカットしてみる。



誰でも使いに行ける工場「para//site(パラサイト)」の設立に奮闘中の山本さんが、クラフトロボを操作してくれたよ。クラフトロボはカットする機能の他、ペンを持たせてデータ通りに描画させることもできるので、「マンガ描きロボ」として稼働もできる…というお話など聞きながら。カッティングマシンはステーショナリーとも相性が良さそう。




レーザーカッターでは、同じく(UN)Limited Desgin Contestのソースから、廃材を使った幾何学ブローチを。今回はフェルトでカットしてみたけど匂いが結構出るのですね…要注意。既製の服に工夫を加えて着こなす、というのはサステナブルな提案。

ニッティングは調整が難しいけど、ドット絵の要領で複雑な模様編みができるのは素晴らしい!編み物は10段もやると疲れちゃうからね。これを使って何ができるかを考えるのも楽しい。

1階ではテクノ手芸部をリスペクトしながら、手袋をiPhone用に改造しました。とはいっても、導電性の糸を指先に縫い付けるだけ!Fablabアムステルダムをよく利用していたというテキスタイルデザイナーの久米さんが玉結びから教えてくれたよー。これで寒い日も手袋したままタッチできます!

全ての端末がWindows7の64bitマシンになっていて、スペック的にも使いやすかったです。なんか、意気込みを感じますね!これはオランダの3Dプリンタ、Ultimaker。部品は全てファブリケーションで作られる!
後はソフトウェアの問題、例えばAdobeのIllusutratorの簡易機能を持つブラウザサイトはないのかしらん、とか。Adobe講習会やってくれないかな、とか。

わいわい!
Fablab Kamakuraは1月頭から合同会社として始動しており、今後も日本に増えていくであろうものづくりの場と、より連携しながらの活動が期待されます。加えて購買や消費のポジティブな側面も当然もっと議論されていくだろうということで、再び、オープンソースとビジネスの関係など考えたりした充実の一日だったのでした。FAB関係の他のエントリはこちら。
「Kamakuraは木を選んだ」、とは代表のゆうかさんの言葉。
日本の伝統工芸も取り入れたものづくりが、この地で長く根付いていくと楽しいなあと思います。
ところでこの日は終日「女子力」について話題が。
私は、「女子には特別な力がある!」と臆面なく言い切る姿勢には反吐が出るのですが、「私もあなたやあなた達とと同じように、できることとできないことがある、それでも共に視線を交えよう、」という佇まいには敬意を覚えます。名付けることで立ち現れる力があるのなら、何でも利用してやりたい!

I like a tombstone cause it weathers well.
If you carve my name in marble you must cut it deep.
(墓石が好き…どんな天気にも耐えるから。私の名前を彫るならどうか、深く深くね)
lyric by Suzanne Vega
by iwafuchimisao
| 2012-01-12 05:10
| FAB

