誕生日に芝公園で東京タワーを見ながら野宿しました

誕生日に芝公園で東京タワーを見ながら野宿しました。人生をより低迷させる旅コミ誌として有名な『野宿野郎』の企画のひとつ、「お誕生日野宿」に便乗したのです。編集長のかとうさんとメールでやりとりを重ね、誕生日前日の夜、御成門にて待ち合わせ。初対面の人と待ち合わせなんてできるかしら…という心配も杞憂で、ビジネス街での異質なリュックサック装により、お互いばっちり相手を認識、難なく集合。

東京タワーのふもとで寝袋を広げながら、出生から今までの生い立ちをインタビューされつつ、誕生日へのカウントダウンを迎えます。自分の半生を語る機会など滅多にないので、非常にむずがゆいような不思議な気持ちでした。


途中、実家の親からのバースデイ電話や、6つ年下の弟とその彼女の写真が送られてくるという手痛い攻撃など受けながらもついに迎えた深夜0時。
目の前の東京タワーの照明が消え、まるで大きなろうそくを吹き消したかのような満足感が…。ついに、東京を手に入れたのです。用意していただいたケーキとシャンパンでハッピーバースデイソングなど歌ったりしてしまいましたよ。

かとう編集長と藤川カントクにお祝いされながら、私はそのまま気分良く酔っぱらって寝オチ。後片付けを全て人任せにして一番気持ちよいタイミングで就寝できた私は、最高のお誕生日を迎えられたということでしょう。

この野宿にて何を考え、何を得たのかはここには記しません。翌日は爽快な寝覚めで元気よく仕事に出向きましたが、みなさんもぜひ興味がありましたら、『野宿野郎』へアクセスしてみてください。かわいいかとう編集長があなたの誕生日を一緒に祝ってくれるはずですよ！！
『野宿野郎』公式サイト