2010年 08月 24日
トリップ オブ コントロー
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『The Limits of Control』というジャームッシュの映画がある。おなじみイザック・ド・バンコレが演じる無口な男が延々移動しながら謎の任務遂行に向かう、というやつ。映画のほとんどは覚えていないけど、主人公がトレインに乗って移動する場面では、自分も見知らぬ土地へ、さながら任務のように旅をしたいと猛烈に思った。
この間まで川崎市市民ミュージアムで開催されていた横山裕一氏の『ネオ漫画の全記録 「わたしは時間を描いている」』の展示作品のひとつ、『トラベル』というマンガも、同じくどこかへ移動したいと思わせる、淡々とした時間の流れを極めて魅力的に表現していた。
ここからあそこへの移動。
なんて魅力的フレーズ。
というわけで、この夏は電車の旅であちこちへ向かってみた。
南下したり北上したり途中で降りたり寝過ごしたり。一秒前に思考していた場所に、もう、自分はいないという連続がトリップである。急ブレーキの際には、停止できなかった思考だけがスコンと前のめりにはみ出してしまいそうだ。電車の移動はいい。できることならずーっと電車に乗っていたい。






今回は東京から名古屋~伊勢~南紀~滋賀~信州~越後へ。木曽川沿いは素晴らしかった。
ちなみに、『The Limits of Control』に謎の女役で出ていた工藤由貴が
「ジム監督の映画は、観終わって帰るとき、おしゃれな人間になった気分になれる」
という中二みたいなコメントをしていて、唖然とすると同時にこの無垢ぶりは見習いたいと思った。なにかを見ておしゃれな気分になることなんて最近ないですよー。11/4DVD発売。
この間まで川崎市市民ミュージアムで開催されていた横山裕一氏の『ネオ漫画の全記録 「わたしは時間を描いている」』の展示作品のひとつ、『トラベル』というマンガも、同じくどこかへ移動したいと思わせる、淡々とした時間の流れを極めて魅力的に表現していた。
ここからあそこへの移動。
なんて魅力的フレーズ。
というわけで、この夏は電車の旅であちこちへ向かってみた。
南下したり北上したり途中で降りたり寝過ごしたり。一秒前に思考していた場所に、もう、自分はいないという連続がトリップである。急ブレーキの際には、停止できなかった思考だけがスコンと前のめりにはみ出してしまいそうだ。電車の移動はいい。できることならずーっと電車に乗っていたい。






今回は東京から名古屋~伊勢~南紀~滋賀~信州~越後へ。木曽川沿いは素晴らしかった。
ちなみに、『The Limits of Control』に謎の女役で出ていた工藤由貴が
「ジム監督の映画は、観終わって帰るとき、おしゃれな人間になった気分になれる」
という中二みたいなコメントをしていて、唖然とすると同時にこの無垢ぶりは見習いたいと思った。なにかを見ておしゃれな気分になることなんて最近ないですよー。11/4DVD発売。
by iwafuchimisao
| 2010-08-24 05:35
| BLOG

