2009年 12月 15日
雨と傘と本
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それは女の口から語られるべきであると、」
というようなことを書いていたのはP.オースターだけど、
先週末「百年」で行われた
「スリーショット ~本で表現する、本を表現する~
かくたみほ×内沼晋太郎×淺野卓夫」
を聞き終わったあとにぼんやり浮かんできた言葉でもあったり。
三者三様・デジタルとアナログ・つくる人とつくりたい人・・・
ただ「紙が好き」っていうだけでは、
物質的なスペースを必要とする「本」という選択肢を
選べなくなってきてるのかしらん……
実際、トークが終わったあとしばらく、古本屋百年が
古代博物館に思えた。それほど、古い本が所狭しと並んでいる
状況って思った以上にクラシックな環境なのね。
考えたことを咀嚼して、いずれ自分なりのアウトプットを
出したいと思ってます。
しかし淺野さんいい声してたな。
今回の話とは別だけど、「横組みのゴシック」しか読めなくなって
きてる若い世代の意見も聞いてみたいなー…。紙に執着のない世代。
by iwafuchimisao
| 2009-12-15 05:37
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