2013年 05月 15日
ユポ
|
ユポ……ポリプロピレン樹脂を主原料としたフィルム法合成紙。紙のようなしなやかさと、オフセット印刷対応、水に強く、破れにくいといった機能を併せ持つ。片面を金属光沢調に仕上げたメタリックユポ(WMF 120)は、鏡面反射を起こすことなくレーザー加工にも対応。
以前製作したペーパージュエリーは紙ゆえの繊細さで、実際身につけるにはなかなかの難があったが、ユポを使用すると耐久性がぐっとあがる。前回同様、データはイラストレーターのパスで製作するが、付け襟という装飾のフチに沿って好きな言葉を打ち込んでいけば、細かく調整することなく一枚の繋がったパスになるようデザイン面でも補強をしている。ユポは竹尾見本帖にて枚単位で購入。紙としては高価だし、個人ではなかなか手に入れにくいところが難点か。
LUCY
CC:BY-NC-SA 2.1jp
レーザーでペーパーカットするときにつきものである紙の裏面の焦げつきは、下に一枚捨て紙を敷くことで大分軽減される。クリップでとめたり、穴をあけてチェーンをつけてもユポなら丈夫。
今回は渋谷・道玄坂のFabCafe Tokyoさんでレーザーカッターを予約、図面のデータでカット自体の時間は20分強。FabCafeさんはネットから予約取りやすくなりましたね。
と、投票用紙に使われていることで有名なユポでこんなことして遊んでいたら、先日メーカー本社を訪問させていただく機会に恵まれ、いろいろとユポについてお話を伺えたっす!!
厚みのあるアルファ ユポ(350μ)は切り込みをいれた後の立ち上がりもよく、クシャっとしてもつぶれない、クラフトロボでもカット可能、やら、クロスユポはミシンとの相性が良い、とか、聞けば聞くほどものづくりムーブメントとも相性良さそうde興奮の連続。
製造元のユポ・コーポレーションさんは、デザイナー対応大変寛大なので、気になるデザイナーさんはサンプル請求などとともにコンタクトとってみるのをオススメします!!
by iwafuchimisao
| 2013-05-15 06:35
| FAB