2011年 05月 23日
立ち入り禁止
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自分は根が真面目なもので、「立ち入り禁止」の札があったらまず入らない。逆を言えば、明示されてない限りどんな粗相も言い訳が通用すると思っている節がある。
ウラジオストク、グム百貨店の5階は、明らかに売り場でないフロアに繋がっていた。もちろん、「立ち入り禁止」の札はなし。改装中なのか建て壊す予定なのか、誰もいないのに部屋には植木が残っていたりしてなんだかケイオス。窓の向こうは賑やかな目抜き通りで、壁際にぽつんと置かれたぼろぼろのソファだけがその喧噪を見下ろしている。ピンクの部屋の次がペパーミントグリーンの部屋だなんて夢のようにも程があるけど、恐らくここは、立ち入り禁止にすべき場所(歩くと床がぐにゃりとへこんだ)。
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立ち入ることの可・不可を個人の判断に委ねるというのはある程度まであなたの行動を尊重しますよ、信用しておりますよ、ということなのだろうか。銃の所持を法律で禁止されているこの国は、判断の前に規制するという意味で、アメリカよりも個人が尊重されていない、不自由な精神の国であるということなのかしら。
でも、今、
福島。自主避難とか、そういう言葉遊びはもういいから。今回ばかりは強引に大げさなくらい国主導で強制避難の立て看板を掲げた方がよいのではないかと思うことがしばしば。ピンクとグリーンの部屋とはわけが違う。なんか、個人の判断に任せるには重すぎる問題な気がして。。。。。ケイオス。
by iwafuchimisao
| 2011-05-23 05:53
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