2011年 03月 28日
ZINESTER AFTERNOON
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土曜は新宿カフェ・ラバンデリアでのZINESTER AFTERNOONにふらりと参加してきました。バナナジュース飲みながら、モモさんの焼いてきてくれたお菓子食べながら、素敵なzine達を読むんだぜ。
短い時間で手に入れた戦利品は、
「piiip #001 -uppror intro-」という、スウェーデンの女の子の考えるフェミニズム、をまとめた本の日本語紹介。紹介文の一文が心にささる。それを望まないときには、誰かに言わせたままにしない、ということ(みにくいとか太ってるとか、痩せてるとか、たとえきれいっていう言葉だって)、つまり、自分自身の言葉を見つけることについての本。素敵だぜ。続きが読みたい!
そんで、「SENSUAL SOCIAL」。彼と彼と彼らの切ない記録。開いてぱっと読んだ瞬間に、自分はこの作者のブログをずっと読んでるってことに気付いた。トゥマンって言葉を知ったのも、そのブログからだ。性器の興奮と射精でしか他者を判断できない、と気付いたときの自己嫌悪。泣けるぜ。みんながみんな幸せだったら良いのに、という願望が薄っぺらな幻想でしかないと知ってるんだ僕達は(それでもそう望まずにはいられないけどさ)。ご本人に会えて嬉しかった。
よっちでお馴染み夕タン先生のペーパーに書かれていた言葉は、週が明けて私の日常が始まる月曜に改めて読んだらとてもとても深く胸に響いて、思わず何度も頷いてしまった。
どれも手のひらに載る薄い紙の冊子で、先週のmount ZINEに比べたら見栄えだっておとなしいかもしれないけど、小さな声でみんな大切なことを呟いていた。Lilmagブログでもレポートされているよ。「(こんな状況だけど)比較的心の余裕がある(ように見える)紳士淑女にお集まりいただいて、」という言葉がかっこいい。次回は4/24(日)らしいですよ。
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震災後、早くも「子供を産み育てる女性の力で、原発を食い止めよう」みたいなフレーズを目にして、私はもううんざり。過剰なナショナリズムと同じで、選民意識から派生する魔物は不安定な民衆の心をとらえる恐ろしい言葉を吐くからお互い気をつけよう。できれば自分の頭で考えて生きたい、けど。
by iwafuchimisao
| 2011-03-28 22:15
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