2012年 05月 22日

夜中にアイスキャンディを舐めながら小さな自転車を漕ぐこと。横断歩道は白い線だけを踏んで渡ること。いつの間にかなくなってるカバン。誰のTシャツが一番かっこいいかで夏が近づいてるのを知ること。一日を28時間で生きること。その代わり一週間が6日になること。きっとまたいつか春休みは来ると思い続けてること。
トラックの荷台に乗りこむこと。そして怒られること。バンドをやろうと思うんだけど、と相談されること。いち早く半袖を着てきて後悔すること。なかなか来ない遠距離バスを待つ時間。壊れたカメラで写真を撮りまくること。片方だけなくしたピアスの墓場。
電車の中で目が覚めて、朝なのか夜なのか分からなくなること。向かいに座ってる女の子の髪が日の光で金色に透けるのを見て、そんなことはどうでも良いかと思うこと。電車の中で目が覚めて、完全に方角を失うこと。どこに向かっているにしても、移動する時間は悪くないと思うこと。
買ったばかりの白いスニーカーを汚すこと。ピクニックで林の中のぬかるみに入ったせいだ。草むらに寝転がってゾンビごっこをすること。酩酊した彼女は危うく本物の死体になりかけてしまう。紅茶を飲んでから、凧を飛ばすこと。半日全力で走り回ったにもかかわらず結局飛ばない凧を、誰が持ち帰るのかじゃんけんで決めること。
ひどい大雨の中、ビニールハウスでビールを飲むこと。季節外れのヒョウが彼女のグラスの中へ落下して、みんなで大笑いすること。ペッソーアの詩をポルトガル語で読むこと。出された牛乳を残すこと。ペレックの言うとおり、階段で暮らす術をもっと身につけるべきだと思うこと(でもどうやって?)。
行列に並ばずに、高いところへのぼること。のぼったらおりるという事実。遠くへ行く人に、全力でバイバイと手を振ること……エトセトラ。











